Nodoka Hashimoto

2018年カナダ・トロントで医療英語クラスのDiploma取得。一般英語/医療英語の勉強に励む看護師(RN)の日々のブログ

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留学先の決め方:留学して見えてきたメリット・デメリット

先日、50年以上アメリカとカナダで生活をされてきた人にお会いし、何故留学先をカナダに決めたのかと質問されました。

 

私の場合は学校で選んだのですが、最初はオーストラリアも候補の一つでした。

最終的に、移民国家で差別が少ないと言われているカナダを選びよかったと思っていますが、デメリットも勿論ありました。

 

 

私の個人的な意見です。

 

 

メリット

・移民国家であり差別が少ない(と言われている)

特にトロントは、住民の半数以上が有色人種です。

地下鉄に乗っていても、英語以外の言語がたくさん聞こえてきますし、特に私の住んでいるYoung Finch(Uptown)はコリアンタウンということもありアジア人が本当に多いです。

(もっと北の方にあるRichmond HillやMarkhamという場所には中国人が多いです。)

 

だたし差別は少ないだけで、ないわけではありません

差別はしてはいけないという社会の風潮はあるものの、個々で思うところは色々あるようです。英語の拙い人に対しての対応が悪い人も勿論います。

ただし、世界的にみて、差別の割合は低いようです。

個人的に、人種差別をされたと感じたことは今まで一度もありません。

 

ただ、これってどうなんだろうと思うのは、

「僕はアジア系の人としかデートしないんだ。」「日本人女性が好き。」「白人だけ。」などと堂々と公言する人もいて、捉え方次第では人種差別だなぁと思うわけです。そこには何の悪意もないんですが。

 

だから、知り合いが、「言わないだけでみんなracistだと思う」と言った時、なるほどそうかもしれないなぁと思いました。線引きって難しい。

 

 

・いろんな国の文化に触れられる

トロントには本当に色々な国のレストランがありますし、様々な言語に出会う機会も多いです。

エチオピア料理やレバノンのお菓子など、日本に住んでいた時はまさか自分がカナダで出会えるとは思っていなかったものを食べることができます。

 

また、移民が多いためバイリンガルであることはあまり珍しくありません。

多くの人が2ヶ国語以上を話すことができます。さらに、多くの人が趣味として言語学習に取り組んでいるように思います。

私の知り合いにも、3、4言語以上をネイティブレベルで使いこなす強者が数名いますから、もちろん個人の努力の賜物なのですが、他民族国家という環境は少なからず影響しているのではないかと思います。

 

私の知り合いにフランス人と結婚しカナダで生活をしている日本人の方がいるのですが、お子さんをフレンチスクールに通わせ、週に1回日本語学校に通わせていたそうです。

子供はお父さんと学校ではフランス語、家と学校の外では英語、お母さんとは日本語を話すので、小学生にして既にトリリンガルです。

日本語学校の学費は月に数千円程度だそうで、気軽に通わせることができたと話していました。

 

 

カナダで昇進しようと思うと、カナダのもう一つの公用語であるフランス語を話せることはとても大事だそうです。

カナダの政治家のほとんどは英語とフランス語を話すことができると聞きました。

 

 

 

デメリット

・学校以外の場所で英語のネイティブスピーカーに出会う機会が他国に比べ少ない

留学始めはホームステイをしていたのですが、ポルトガル系移民のおばあちゃんと他の留学生(ブラジル、メキシコ、コロンビア)と一緒に生活をしていました。

ホストマザーは20歳でカナダに移民し、50年程こちらで生活していますが、ポルトガル人のコミュニティーの中で生活をし、カナダでは学校に通っていなかったこともあり、文法や発音の間違いが目立ちました。

(時々私が英文法の説明をしたり、メールをマザーの代わりに打ったりしてました。)

 

驚くことにこれはホストマザーだけでなく、ポーランド系カナダ人の施設でボランティアをしていた時も、ボランティアのリーダーの方の代わりにメールの英文を正したり、タイピングをしたりしてました。

 

 

こういった経験から、英語学習って本当に自分のやる気次第だと思うわけです。

カナダに数十年住んでいても英語ができない人もいれば、日本で一生懸命勉強して綺麗な発音で英語を話す日本人の方も知っているので。

 

 

だから日本人の友達に「留学して英語ができるようになっていいよね」と言われると少し「ん?」って思います。留学は勿論私の英語学習のためになってるけど、そこに自分の努力があるのを無視されている気がして。笑

じゃあお金貯めて自分もこれば?って。

 

 

そんなことはさておき、でも留学して英語環境にいると言うのは間違いなくメリットなわけで。

 

なので必要以上に語学学校の生徒同士や日本人同士で遊んでいる人を見ると、勿体ないなぁと思ってしまいます。 

私も勿論、こちらで大切な日本人の友達がいますし、絶対日本人とは話さない!と言うわけではないのですが。

いくら日本人ではない他国の友達との会話でも、ネイティブと会話するのとでは学ぶことができる質が違うのです。(だからといって、勉強のためだけに彼らと友達になるではないので難しいですが。笑)

ネイティブがよく使う英語表現と、学校で教えてくれる英語表現は違うわけです。

 

 

 

私の目指す英語学習のゴールは、英語を第一言語とする人たちとスムーズに会話をすることなので、そういった意味ではこれはデメリットになり得ると思いました。

 

 

総括して、個人的にはカナダに来ていろんな国の人と話すことで、今まで以上に社会問題に目を向けることができるようになったので、留学先としてカナダを選んで良かったと思います。