Nodoka Hashimoto

2018年カナダ・トロントで医療英語クラスのDiploma取得。一般英語/医療英語の勉強に励む看護師(RN)の日々のブログ

   ☞Top      ☞Profile      ✉Mail

Toronto CPR: Red Cross Standard First Aid [HCP]①

トロントにいた間に、ここでしかできないことをやろうと思い、ちょうど日本での資格の期限も切れていたので、カナダの日赤でCPRの講習を受けました。

 

私は学校も病院も日赤出身で、CPRの講習は学生の時に受け、勤め始めてからもしばらくはその資格が有効だったので、それっきりずっと受けていませんでした。

 

 

私は「Standard first aid & CPR/AED[HCP]」というコースを受けました。

二日間で、受けるのに130ドル。

友達を連れていくと20ドル安くなるということだったので、カナダ人日本人構わず声をかけ、日本人の看護師の先輩といくことに。

 

正直、日本で受けた方が安いし(日本では1500円、カナダでは1ドル=90円で計算して約12,000円)値段を聞いた時は驚きましたが、興味があったので。

 

コースは他にもあり、選べます。1日で修了できるコースや50ドルほどのものもありました。

www.torontocpr.com

 

 

HCPはHealth Care Providerの略で、Level Cという一般の人が受けるものと10ドルしか違わなかったので私はそちらを受けましたが、正直あまり意味はなかったかなという気がします。笑

 

Level Cを受けている人の休憩中、HCPの人、数名がインストラクターの人に呼び出され、10分ほどextraで講習がありました。

バッグバルブマスクについての説明を聞きました。

 

f:id:nodoka1217:20181017141523j:plain

 

職場でAHAのICLSの講習を受けていたので、E-C法母指球法の説明を期待していましたが、持ち方の説明は特になく、バックバルブマスクを人形に当て、ペアと練習をする、というものでした。

 

あとは、一般の人向けには小児も成人も胸骨圧迫と人工呼吸の割合は全て30:2で指導されるのですが、HCP向けには小児は15:2で指導されました

 

個人的には、一般の人は成人と小児で違うことを教えると混乱するので(?)という理由で医療者とは異なる内容を指導することに疑問を感じましたが。。

 

 

日本では私は小児のBLSは一人法では30:2、二人法では15:2で指導されました。

小児は成人と比べ、酸素消費量が多く、心停止に至る原因が呼吸不全であることが多いという理由での15:2なのですが、言い換えると人工呼吸のために胸骨圧迫を中断している時間が長いということになります。

いくら血液に酸素が取り込まれる量が多くても、胸骨圧迫で全身に届く酸素の量が少なければ元も子もない。さらに一人法(一人で行っているという意味)では、胸骨圧迫15回の後、頭側へ移動し下顎を挙上させ気道を開き、人工呼吸を行うまでに時間ロスがあるため30:2。

 

個人的には日本で指導されているガイドラインの方が納得できるものだと思いました。他にも私が日本で習ったこととは異なることが指導されており、国によって使用している協会のガイドラインが違うとここまで違うのかーと思いました。

 

 続きます。