Nodoka Hashimoto

2018年カナダ・トロントで医療英語クラスのDiploma取得。一般英語/医療英語の勉強に励む看護師(RN)の日々のブログ

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Funeral Blues By W.H.Auden

日本語で詩はほとんど読まない私ですが、詩が朗読されている映画のシーンを見て、すごく綺麗だなぁと思ったのでシェア。

 

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Funeral Blues By W.H.Auden

 

Stop all the clocks, cut off the telephone,

Prevent the dog from barking with a juicy bone,

Silence the pianos and with muffled drum

Bring out the coffin, let the mourners come.

 

Let aeroplanes circle moaning overhead

Scribbling on the sky the message He is Dead.

Put crepe bows round the white necks of the public doves,

Let the traffic policemen wear black cotton gloves.

 

He was my North, my South, my East and West,

My working week and my Sunday rest,

My noon, my midnight, my talk, my song;

I thought that love would last forever: I was wrong.

 

The stars are not wanted now; put out every one,

Pack up the moon and dismantle the sun,

Pour away the ocean and sweep up the woods;

For nothing now can ever come to any good.

 

W.H.オーデンの詩「哀悼のブルース」 Funeral Blues(壺齋散人訳)

  時計をとめろ 電話線を切れ
  犬に骨をやって吠えるのをやめさせろ
  ピアノもドラムも黙らせろ
  棺を運び出して哀悼の意を表せ

  飛行機に空を旋回させて
  雲で文字を書かせろ 「やつは死んだ」と
  鳩の首に喪章のリボンを巻きつけろ
  交通整理のおまわりに黒い手袋をはめさせろ

  やつは俺の北であり南であり東であり西だった
  俺の労働日であり俺の休息日だった
  俺の真昼俺の夜中俺の話俺の歌だった
  俺はそれが永遠に続くのだと勘違いしてたんだ

  もう星はいらないから片付けてくれ
  月も太陽もお払い箱だ
  海を干上がらせ森を坊主にしろ
  もう何もいいことなどないのだから

 

 

 

1994年にイギリスで製作された映画、Four Weddings and a Funeralのワンシーンです。

スコットランド訛りで聞き取りづらいかもしれないですが。

 

これは同性愛の恋人に宛てたお葬式でのスピーチです。素直に綺麗な詩だなーと思いました、特に三連目の部分。こんな風に人を想えるって素敵すぎるー。

 

ほんと性別とか関係ないです。映画でも描かれてるけど、愛し合ってるのに結婚できない2人と、法的に結婚はできるけど踏み切れない2人・・・。

 

 

これはエニグマ(アランチューリングについて)の映画を観て得た知識ですが、今でさえ同性婚が認められた地域があっても、昔のイギリスでは犯罪者扱いされて投獄されたり、ホルモン治療を受けさせられたり、今では考えられないことが沢山。

 

 

昔に比べたらLGBTへの理解は進んでいるものの、日本では特に法整備が進んでいなかったりと話題は山積みですよね。

 

 

ちょっと話は逸れましたが、英語のお気に入りの詩についての紹介でした。